たまーに

観た演劇まとめ。ネタバレ含む。

ブロードウェイミュージカルスウィーニー・トッド~フリート街の悪魔の理髪師〜

演出・振付 宮本亜門<出演>市村正親 大竹しのぶ 芳本美代子 田代万里生 唯月ふうか
2016 5/21 愛知県芸術劇場 大ホール
5階3列14番
役者を上から見下ろす形。生のオーケストラの芝居を見るのは初めて。
かなり観にくい席。正直花道芝居、センターつら芝居は全く見えない。役者を楽しみたいなら選ばない方が良い席。
1幕
市村さんの狂気!(スゥイーニー・トッド)カッコ良いメイク。ジャックが好きなので歌声に酔いしれる。
大竹さん(ミセス・ラベット)初生でみれて感激。人肉パイを作っちゃう人。衣装がボロボロなのに美しい。歌声も役になりきって流石。ロリコン伯父(ターピン判事)さんが鞭を自分に打ってたのには草。乞食のおばさん(ルーシー)今は亡きトッド妻。が布線と言わんばかりに登場。トビー可哀想。オーケストラがあると迫力が違う。
2幕
セット転換が多い観せ転だったが、役者が転換していたから大変だったろうと苦労が伺える(新感線もそうだったが暗転になるとバミリが光ってた舞台一面)パイ屋が大繁盛!なんせトッドが首を一筋切って地下に落として生肉されて!何ともスプラッター?というよりアングラ?個人的には好きなホラーと化す。ロリコン伯父さんが囚われの身養子の娘(ジョアンナ・バーカー)と結婚すると言いだす煮え滾るトッドの復讐心を表す熱唱。私はミュージカルでこんなにも心熱くなった場面はない。徐々に歯車が狂い出していく。トッドと水兵の(アンソニー)はジョアンナを助けたいという意思が合致。今は精神病棟に隔離されている彼女を救出。(舞台上に精神病棟を作ってしまった)しかし、トッドは判事の事で頭がいっぱい最後には妻まで殺してしまう。
更には、嘘をつかれたとラベットもカマドの中へ(まるでヘンゼルとグレーテル)
真実を悟ったトビーにトッド自身も首を切られ絶命してしまう。(トビーにはアルジャーノンぽさを感じてしまうw)
トビーも最後は警官に射殺、悲劇である。でも、ジョアンナもアンソニーも生きてるよね?幸せになれたんじゃないかな...。
ミュージカル畑を覗いた瞬間だった。
ミュージカルは少し苦手であった。しかし、今回のこの芝居で少し好きなものになったような気がするのだ。